新元号「令和」・万葉集

4月1日に発表されました新しい元号「令和」出典は、日本最古の歌集「万葉集」(巻五)梅花の歌三十二首并せて序です。

万葉集は、古事記と並んで、日本の古典として世界に示すべきものである。

「新訂・新訓・万葉集 (上巻) 佐々木信網編 序」より

天平二年正月一三日、そらおきないへあつまるは、宴曾を伸ぶるなり。 時に初春のき月、氣く風なごみ、梅はは鏡の前の粉をひらき、らにはいの後の香を薫らす。

「新訂・新訓・万葉集 (上巻)佐々木信網編 岩波(217P)」より

*原文を現代普通(昭和2年)の、漢字とかなとを交えた体に書き改めたもとなります。

<原文>
梅花謌卅二首并序。
天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。于時、初春令月、氣淑風和。梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。
加以、曙嶺移雲、松掛羅而傾盖、夕岫結霧、鳥封穀而迷林。庭舞新蝶、空歸故鴈。於是盖天坐地、
促膝飛觴、忘言一室之裏、開衿煙霞之外、淡然自放、快然自足。若非翰苑、何以濾情。
詩紀落梅之篇。古今夫何異矣。宜賦園梅聊成短詠。
*新訂・新訓・万葉集 (上巻) 佐々木信網編は原文記載は御座いません。

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