HSP(とても敏感な人)-鈍感な世界に生きる 敏感な人たち イルセ・サン(著)

今回ご紹介する本はHSP(とても敏感な人)に関する本です。
「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」

あなたはすべての世界に対し、責任をとることはできません。
あなたが責任をとるということは、同時にほかの人の責任を肩代わりしてしまうことでもあります。
しかし、自分の責任は自分でとって、誤りから学ぶ方が、その人のためになる場合もあります。

「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」より

HSPに関する本は、色々読んできましたが
エレイン・N・アーロン「ひといちばい敏感な子」以外で見かけた中では
「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」がお勧めです。

他のHSPに関する本と重複する箇所はありますが下記3点がお勧めの理由です。

・著者自身がHSPであるためより詳細かつ具体的なHSPの特性が書かれている点。
・デメリット面への対処方法などが書かれている点。
・巻頭にデンマークで新たに開発されたHSPの自己診断テストが載っている点。

ネットで検索しているとHSPの特性部分は、どこも同じことが書かれていて
確かに該当項目はあるのだけど・・・しっくりというか、納得いかないなど
それ以外で自分自身が生活していて気になる部分がある方には、いいと思います。

5人に1人はHSPだということです。
他4人に囲まれていると、自分がおかしいのではないかと錯覚してしまいますが
きっとその特徴は、あなたに必要だからこそ備わっているのかもしれませんね。

目次
第1章 鈍感な世界に生きる「敏感な人」とは
・5人に1人がHSP(とても敏感な人)
・HSPは生まれもった気質
・HSPの能力1 一度に多くの情報を吸収できる
・HSPの能力2 音やにおいなどの微細な違いも察知できる
・HSPの能力3 ゆっくり、深く多角的に考えられる
・HSPの能力4 とても慎重で、危機管理能力が高い
・HSPの能力5 共感力が高く、気配り上手
・HSPの能力6 誠実で、責任感がある
・HSPの能力7 想像力が豊かで、内的生活が充実している
・表面的にはHSPに見えない人もいる
―外向的なHSP・刺激を求めるHSP
・タイプ分けすることの利点と難点

第2章 「敏感な人」が抱えやすい心の問題
・HSPが抱えやすい心の問題1 自分自身に高度な要求をしてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題2 罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題3 恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
・HSPが抱えやすい心の問題4 怒りをうまく放出できない

第3章 「鈍感な人たち」とうまく付きあうには
・方法1 周囲の人に自分がHSPであることを伝える
・方法2 自分の限界点をはっきり伝えておく
・方法3 休憩や散会の時間を事前に約束しておく
・方法4 自分にできることは限られているという事実を受け入れる
・方法5 言葉の洪水に溺れないように会話中に休憩をとる
・方法6 片方が一方的に話さずに、「対話」 となるように心がける
・方法7 「対話」を成立させるには、「反応し合う」ことを意識する
・方法8 時と場所に応じて「深い会話」と「表面的な会話」を使い分ける
・方法9 4つのステップで会話を深めていく
・方法10 HSPの理解者をパートナーに選ぶ
・方法11 子育ては、無理をしない

第4章 「敏感な自分」とうまく付きあうには
・方法1 HSPの能力を楽しむ機会をつくる
・方法2 五感から過度に刺激を受けないための対策をとる
・方法3 過度な刺激を受けたら、じっと自分の内側に集中する
・方法4 自分自身へ愛情を向けて、自分を守る
・方法5 自分自身に思いやりを持つ
・方法6 自分自身と和解する
・方法7 心理セラピーを受けてみる
・方法8 自分らしくいることの喜びを感じる

おわりに- HSPへの贈りもの
HSPのためのアイディアリスト

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